人生の折り返し地点とも言えるのが40代です。

筆者も40をちょっと過ぎた位ですが、20代の頃と比べると何か変わったのか？と問われると、返事に困ってしまいます。

特別精神が成熟したとも思えないし、賢くなった訳でもありません。

ただ言える事は、明らかに体力が落ちた事と、見た目が若干（かなり？？）ふっくらしてしまった事でしょうか汗。

特に疲れですが、一晩寝た位では抜けません。

なんと言うか、日頃積み重なったストレスや疲労からどんどん老いてしまっている様な感じがしてなりません。

ストレスと言えば、人と接する事も億劫になり、表情からも笑顔が少なくなった気がします。

しかも会社では責任ある役職に就いたりと、責任だけはどんどん重くなってきていて、若い頃は一切なかった「重圧」に押しつぶされそうになってしまう事もあります。。

自分の中では結構「最近の若者に比べても、俺イケてるかも？」とすっかり勘違いしちゃったりと気持ちは20代でも、世間一般的な若者からすれば私は単なる「中年」なんですね、、認めたくないけど汗

私が20代前半の頃なんて40代になる事なんて全く想像していませんでした。

が、その当時の私が描いた「40代の大人」のイメージだと「落ち着きと教養に満ちて余裕のある大人」な印象でしたが。

実際に自分がその年齢になってみると、果たして自分がそんな大人になったのか？甚だ疑問です（汗）

私の職場にいる役職がある40代男女は考えが凝り固まっていて、若い社員からも煙たがられています。

まぁ私もその中の1人なんですが（滝汗）

ネットサーフィンしていると、そんな中年男性に向けられたある本を見つけました。

武蔵大学「男性学」田中俊之先生の「（40男）はなぜ嫌われるか」（イースト新書）という本なのですが、レビューは結構賛否両論でしたが個人的に興味があったのでアマゾンで買って読んでみました。

まぁ実際の感想は結構痛いことばかりでしたね、、いい意味で目が覚めたといいますか。。

内容的には自分はまだイケてると思ってカラオケで渋谷系の歌を歌ってみたり、20代の若者に比べると知識も経験も豊富だからと若い女性に色目を使って接近する、、これらすべて「痛い事」なんだと書いてありました。

うーん、結構あたってるかも（汗）

私もイケてると思ってカラオケでオリジナルラブとかフリッパーズ・ギターを歌ったりしますが、今の若い人はこんなバンドがあった事さえも知らないのです。

（オリジナルラブは未だに活動中ですが…汗）

もしも興味がある方はアマゾンで買って読んでみて下さい。

同年代は物足りない年上好きな女が増えている

近年、年の差婚が話題です（アンジャッシュの渡部さんと佐々木希さんは15歳差！！）

実際、巷でも20代女性からも40代の男性はウケが良いと聞きます（反対にアラサーの女性が20代男性にモテるそう）。

確かに40代でもモテる人はモテます。

しかし！！それはあくまでも一部の人だけ！！

一般的な40代ははっきり言ってモテません。

調子に乗っていると、間違いなくウザがられますよ（汗）

そんな事にならない為にもアラフォー男女が「好かれる人間になる」為にはまず何を注意すれば良いのでしょうか？考えてみましょう。

40代は見た目は重要

私は未だに20代の頃の感覚が抜けきれていなくて、未だに自分で「若い」と思っています笑。

特に同窓感に参加した時なんて、周りの同級生なんかはハゲやデブ、オシャレも微妙な感じです（例外もいますが）。

女性に関しても一瞬誰だか分からない程変貌を遂げていたり、二回りも大きくなってしまった人など様々です。

その中でも私は一応、体型も30代前半に激太りしてからヤバイと思ってジムに通っているので、数値だけは20代前半の頃と変わっていません。

服装もゾゾタウンで買ったアローズです笑

だから、特に女性陣からは「若い！◯◯くん！」と人気だったりします笑。

人間不思議なモノで、相手がおばさんであっても褒められると凄く嬉しいです（笑）

人の見た目はやっぱり重要です。

抜け毛は致し方ない部分はありますが、それを無理やり隠そうとしたり、肩にフケが落ちていたりと不衛生だったり、太って汗びっしょりだったらやっぱり良い印象は抱かないはずです。

心理学で「スリーセット理論」と呼ばれる言葉があって、初めて会った人の印象や評価を初対面から数えて3回目で固定化してしまうそうなのです。

スリーセット理論の流れ　初対面：大雑把に第一印象を決める。もしかしたら、こういう人なのかな？という印象らしきものをつくりあげます。2回目：印象を再判定する。最初の自分の判定が正しかったのか、もう一度判定しようとします。3回目印象を確認する。単なる確認であり、相手の印象を固定化します。（引用先URL：http://elcuadernodecalpurniatate.com/?p=12）

私みたいにアローズで固めるのもアリでしょうがｗｗ

そんな自分が好きなファッションよりも、「人が見てどう感じるのか？」を頭の片隅に置いてセットアップする事を心がける事だけでも随分効果があると思われます。

服だけに限らず、髪型やメイクでも当然印象が変わってくるのでこれらすべてを含めて小綺麗に、清潔感を忘れない様に常に気をつけておきましょう。

モテたいなら自慢話をしない

私も頻繁に自慢話をしますが（この服アローズなのとか笑）、特にこの自慢話が人から最もウザがられる事なのです。

別に服じゃなくても良いです。

（俺は若い頃モテた！）（私は若い頃はあなたよりももっと可愛くて、ほっといても男が寄ってきてた）なんて自慢話は自分は凄い気持ちよくても、聞いてる人は嫌な気分にしかなりませんよ。

それよりももっとタチが悪い話が「昔はやんちゃしてた」系の話。

これは男性の昔はヤンキーだった系の話を良く聞きますが、女性でも昔やんちゃしてた話を自慢気にする人をたまに見かけます。

これが非常に見苦しいです。

そんな話をするなら男性ならスナックやキャバクラ、女性ならホストクラブへ行って下さい（汗）

自慢話をする人は決まって人の話を聞かない人が多いです。

とにかくそんな「自分大好き」40代に自ら近寄ってくる人なんていません。

人の話を聞かない男はモテない

コミュニケーション能力とはつまり、読む・書く・聞く・話すですが、なぜか最近は話す事ばかりが重視されている気がしてなりません。

特に40代に入ると、頭が固くなってきます（実際に脳が硬くなるのではない）

理由は簡単、「他人から叱られる機会が減るから」です。

だから自分が経験した事がさも正解かと思い込み、人間性が偏っていくのです。

幼少期や学生の時には誰かが叱ってくれたり、（問題点を）指摘してくれていたはずです。

しかし40代ともなれば社会的にも責任のあるポジションについているハズ（そうじゃない人もいるでしょうが）。

そうなると間違っていても、指摘してくれる事人がいなくなるので、偏ったものの見方しか出来なくなってしまうのです。

そうなると人の意見も対して聞かずに上から目線でモノを言ってしまい、ウザがられる事になってしまいます。

人の話を聞かない人は多くの場合、妄想、強迫観念、強すぎる自己愛のいずれかを抱いているとか。

（引用先URL：https://toyokeizai.net/articles/-/66420）

弱い人程、虚勢を張って自分の意見を押し通そうとしたりしますが、そんな事よりもまず他人の話にじっくり耳を傾ける事が出来る様にならなければ、どんどん周りから人がいなくなってしまいますよ！汗

どうすれば好かれるのか？

今までは悪い所を並べてきましたが、今から実際にどうすれば人から好かれる40代の男女になれるのか？実践編へと突入します。

小綺麗な身だしなみを心がける

ドメスティックブランドで固める必要もなし！女性であればド派手なメイクも不要です。とにかくシンプルかつ小綺麗にキメる事がポイントとなります。文章で説明するのは難しいので、リンクを貼っておくので実際に確認されてみて下さい。

見た目よりも中身！なんて言えるのは若い頃だけ。色々な部分がお疲れになってくる40代だからこそ！見た目には人一倍気を配りましょう。

臭い！体臭に注意

あなたの会社にもいませんか？加齢臭ともとれるニオイを発する人の存在を。

一応、加齢臭は50代以降からと言われていますが、実は40代でも「ミドル脂臭」なる加齢臭よりも強烈なニオイを発する様になるそうなのです。

しかもこれは男性のみならず、女性からも発するそうなのです（汗）

このミドル脂臭、後頭部周辺から発する「ジアセチル」と皮脂に含まれる中鎖脂肪酸が混ざって臭うそうです。

「ミドル脂臭」は、30代半ば～50代半ばで最も強くなります。「ミドル脂臭」の原因成分は「ジアセチル」で、これは汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌（ブドウ球菌）に代謝・分解されることによって発生します。「ジアセチル」と「皮脂臭（中鎖脂肪酸）」が混ざることで、不快な「ミドル脂臭」となります。後頭部・頭頂部・うなじを中心に発生し、使い古した油のようなニオイが特徴です。（引用先URL：http://m-age.jp/smell/base/middle.html）

そもそも日本人はニオイに敏感だと言われています。

ちょっとしたニオイにも敏感に反応してしまい、今ではコンビニに沢山のデオドラントグッズが販売されています。

せっかくのイケメンや美人であっても、ニオイがすると魅力も半減してしまいます。

シャンプー選びも重要で、もしも昼にはニオイが気になるなんて場合は、そのシャンプーが肌にあっていない可能性が高いです。

特にCMで流れているシャンプーはNGなモノが多いみたいですね。

ミドル脂臭にはそれに対応したシャンプーを選ぶ事が重要となってきます。

男性用なら私が一押しのシャンプーをご紹介します。

『Ag+ メンズオフィスデオシャンプー』

あのセブンイレブンとCMで有名なAg24が共同開発したシャンプーです。

今まで何を使っても、午後から頭皮のニオイが気になっていました。

しかしコレを使ってからそんな悩みからも開放されました！マジで凄いシャンプーなので、騙されたと思って使ってみて下さい！

女性の場合はセフティモヒートが良いみたいです。

しかしシャンプーがいくら良くても、洗い方が悪かったら台無しです。

シャンプーの際にはまずしっかりシャワーで頭をすすいで整髪料などをある程度落としす（これだけで8割がた汚れが落ちるそうです）

実際のシャンプーの時には髪の毛を洗うのではなく「地肌」をマッサージする感じでしっかり洗う事。

特にミドル脂臭が分泌されるうなじや後頭部は念入りに。

一度シャワーで流してしまい、気になる人は2度洗いも効果的です。

すすぎは湯船のお湯を洗面器で取るよりも、シャワーを使って入念に洗い流して下さい。

すすぎが不十分でシャンプーが地肌に残っていると、雑菌が繁殖してニオイの原因になってしまいます。

それと濡れた髪のままではなく、しっかりドライヤーで乾かす事も重要です。

乾かさずにそのまま寝てしまうと、これまた雑菌が繁殖して異臭を放つ原因になってしまいます。

食べ物もなるべく刺激の強いモノや脂っこいものは避ける事。

更には早寝早起きも重要ですよ。

体調の悪い人や体臭がキツイ人は、体内時計が狂っている場合が多いです。

必ず決まった時間に寝て、起きる事を毎日きちんと繰り返していると、自然と体内時計も整ってきます。

早寝早起きの生活に切り替えることを薦めます。ちょっと早いですが、夜の10時には眠りたい所です。

理由は午後10時から午前2時という時間帯は眠りのゴールデンタイムとも呼ばれており、成長ホルモンが最も活発に分泌さる時間でもあるのです。

十分は睡眠は自律神経やホルモンバランスが整えられ、ストレスに強いカラダになります。

ストレスが改善されれば、体臭や口臭も改善されるのです。

柔軟性がある

何度も繰り返しになってしまいますが、40代ともなればついつい保守的になってしまうものです。

人に誘われても断ってしまう様であれば、次には誘われなくなってしまいます。

興味がある事は思い切ってチャンレンジするする好奇心はいつまで経っても忘れない様にしたいものです。

好奇心旺盛で興味の範囲が広くなると、物事を柔軟に捉える事が出来る様になりますよ。

それと、年下の意見もきちんと耳を傾ける事。

突発的に出来事にも臨機応変に対応出来るあなたに、自然と人も寄ってくるハズです。

褒める事が出来る

なかなか難しいのがこの「褒める事」です。

わざとらしい褒め言葉は逆に相手に怪しまれてしまいますが、小さな事でも褒める事が出来れば、褒められた人もきっと嬉しいハズです。

人は褒められると脳内ホルモンのドーパミンが分泌されて、幸せな気持ちをもたらしてくれます。

それと同じく、この人から認められたと感情が芽生え、信頼関係が生まれます。

信頼関係が出来ると、当然物事はスムーズに運びます。

普段から人の欠点ばかり見ている人はきっと（当然？？）褒め下手なはず。

そんな欠点や粗を見つける事ばかりの人は、短所を長所にすり替えす術を身に着けましょう。

（例えば、仕事が遅い人ならば、時間をかけてじっくりやってくれる人なんだ、など）

自然に褒める事が出来る人は会社でもプライベートでも「モテ」ます。

日本人は元々褒めるのが上手ではない民族なんだそうです。

確かに褒める事って案外難しい事ですが、そんな難しく考えずに思った事をそのまま口にすれば良いだけです（でも嘘はダメですよ！！）

感謝の気持ちを忘れない

人付き合いが長くなってくると「されて当たり前」な態度を取ってしまいがちです。

「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがありますが、親しい間柄だからこそ最低限の礼儀を守るべきです。

それが例え自分よりも遥かに年下の人に対しても同様です。

きちんと相手の目を見て感謝を言える大人はやっぱり素敵だと思いませんか？

笑顔でいる事

40代ともなれば、仕事や家庭でストレスを溜め込んだ内面がそのまま表情として現れてしまいます。

第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンはこんな言葉を残しています。

「40歳を過ぎた人間は自分の顔に責任を持たなくてはならない」

この言葉が生まれた経緯ですが、リンカーンが閣僚を選ぶ時にある人物がその候補として推薦されたそうなのですが、リンカーンはその人物の名前を聞いたとたん、即座に「あの男の顔が嫌いなんだ」と拒否したそうなのです。

博愛主義者のリンカーンが人の見た目だけで嫌いだ！と発したとは考えられません。

つまり彼が言いたかった事は、その人の内面にある人間性は顔に出てくる、と言いたかったのでしょう。

思いやりのある人は、やさしい顔になりますが、その反対に性根の悪い人は、悪人顔になってしまうのです。

これは男性のみならず、女性にも言える事です。

シミやたるみが気になる以前に、きちんと毎日笑顔でいるか？気にしてみて下さい。

しかしこの笑顔、作り笑顔ではいけません。

普段から気分の良い事や楽しい事が続いている人は、何も作り笑顔をしなくても自然と笑顔になるものです。

毎日不平不満や人の悪口を言い続けている人は口角も下がって無理して笑顔を作っても無駄ですよ（汗）

顔立ちを変える事を考えるより、心の持ちようを変える意識をする事が重要です。

相手の立場に立って物事を考える事ができる

良かれと思ってやってあげたら、余計なおせっかいになってしまった、、なんて事はありませんか？

自分がされて嬉しいと思った事でも、他の人はそうではない場合があります。

こんな事がない様に、相手の立場を考え、求めている事を察する能力が長けている人はやっぱりコミュニケーション能力も高いと言えます。

人の話を最後まで聞かない、聞いた話を鵜呑みにして決めつけたりせず、相手の表情や身振り手振りをしっかりと観察して読み解く事が出来る様になればきっと役に立つはずです。

最後に

2012年にツイッターで拡散して有名になった名言をご紹介して終わりにしたいと思います。

• 性格は顔に出る
• 生活は体型に出る
• 本音は仕草に出る
• 感情は声に出る
• センスは服に出る
• 美意識は爪に出る
• 清潔感は髪に出る
• 落ち着きのなさは足に出る

（作者不明）

すべて説明しなくても、考えると大体言いたい意味が理解出来るかと思います！

（爪はちょっとわかりませんが）

記事：まとりっくす